まるで映画のような世界が、現実に起こっているようです。
セキュリティ専門家が明かす正体不明のフィッシング集団「Rock Phish」 : セキュリティ - Computerworld.jp
この記事によると、Rock Phishというフィッシング集団は以下のように説明されています。
セキュリティ専門家の推定によれば、Rock Phishは12人程度のメンバーから構成される、きわめて少数精鋭のテクノロジー犯罪者集団であり、フィッシング・サイトの設定とドメイン名の管理に加え、不正に入手した金融/ユーザー情報を、Rock Phishが管理する中央サーバに送信する作業を行っているという。
この中央サーバは研究者の間で「Mother Ship」(母船)と呼ばれ、同サーバに集められた情報は、インターネット上のチャット・ルームにおいて、実際に現金を引き出す“業者”に売り渡されているという。
非常に優秀な技術者が集まって、フィッシングの手法を研究することによって不正ながらも金を稼いでいくわけですね。恐ろしい。
セキュリティ業界にいる限り、覚えておいたほうがいい名前であることは間違いなさそうです。
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