2008年5月の話ですが、情報処理推進機構(IPA)が情報セキュリティ白書(2008)を発行してます。
プレスリリースは以下のとおり。
情報処理推進機構:情報セキュリティ:情報セキュリティ白書2008
独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA、理事長:西垣 浩司)は、2007年の情報セキュリティ関連の被害、対策状況、制度などを分析し、今後の対策に役立つ情報を提供するため、「情報セキュリティ白書2008」を編集、出版しました。
情報セキュリティ白書は、過去2年間、注目すべき10大脅威の紹介を中心に発行してきました。本年の白書は、これに加え2007年に関連機関・組織が公表した多くの情報を参照し、被害と対策実施の状況、制度及び人的な基盤などについて、利用者側・供給者側双方の視点から動向を分析し、今後を展望しています。また、ボットなど“見えにくくなる”脅威に対する事前予防的な対策の必要性を示しているほか、今後社会全体として取り組みが必要と予想される、3つの個別テーマについても紹介しています。
なお、本書の第Ⅱ部については、PDFファイルで公開されています。
情報処理推進機構:情報セキュリティ:脆弱性対策:情報セキュリティ白書2008 第II部 10大脅威 ますます進む「見えない化」
ちなみに、10大脅威とは以下のとおり。
10大脅威 ますます進む『見えない化』
第1位 高まる「誘導型」攻撃の脅威
第2位 ウェブサイトを狙った攻撃の広まり
第3位 恒常化する情報漏えい
第4位 巧妙化する標的型攻撃
第5位 信用できなくなった正規サイト
第6位 検知されにくいボット、潜在化するコンピュータウイルス
第7位 検索エンジンからマルウェア配信サイトに誘導
第8位 国内製品の脆弱性が頻発
第9位 減らないスパムメール
第10位 組み込み製品の脆弱性の増加
興味のある方はぜひご確認くださいー。
0 コメント:
コメントを投稿